椎茸
2015.3.19 / 森の話
森の椎茸は、最盛期を迎えています。
朝と昼の寒暖差があり、日中の気温が10℃を超えてくるとホダ木から顔を覗かせた椎茸は大きくなります。
今春は2年前に菌打ちをしたものから威勢よく育っています。
例年は3月下旬が最盛期ですが、今年は暖かな冬のためか森の植物全体が、早くからぷくぷくと芽をふくらませています。
また、昨年春の反省から、低木の保護や、枝打ちの最小限化を
はかり、林床部が適度に湿度を含むように管理をしました。
冬風の乾燥にもどうにか耐え、順調な姿で成長しています。
この地に見合った菌や、ホダ木の組み方をご指導頂き、6年目の春椎茸の収穫。
肉厚で濃い味の和久傳椎茸は、強く香りを放ちます。
ステーキにも負けない天白どんこ椎茸。
好天に恵まれ、これを好むナメクジと只今格闘中。