追悼 安野光雅先生やすらかに
謹んで安野光雅先生のご逝去をお知らせさせていただきます。
このたび、2020年12月24日にご逝去されました。94歳でございました。
当館の展示につきましても、いろいろとご指導をいただきましたことや、
穏やかなお人柄、優しい笑顔が思い出されます。悲しくとても残念です。
森の中の家 安野光雅館は、2017年6月23日に開館以来、
安野先生の絵画を3か月ごとに全館展示替えを行いながら「安野ワールド」を展示させていただいております。
安野先生の絵画をこれからも皆様にご覧いただけますよう、尽くしていきたいと思っております。
安野先生、どうぞやすらかに。心から、ご冥福をお祈り申し上げます。
森の中の家 安野光雅館
安野 光雅(あんの みつまさ)、1926年(大正15年)に島根県鹿足郡津和野町に生まれる。42歳、絵本作家としてデビューとなった『ふしぎなえ』は、44歳でシカゴトリビューン・オナー賞を受賞、世界中で大評判となった代表作である。その後、数々の作品で受賞。62歳、紫綬褒章受章。平成24年、86歳文化功労者。繊細な筆致と甘く優しい淡い色調の水彩画で見る人の心を深くとらえる。主な著書に、『ふしぎなえ』、『ABCの本』『旅の絵本』『もりのえほん』『洛中洛外』『小さな家のローラ』『赤毛のアン』『メアリ・ポピンズ』など作品多数。