若摘みの山椒 収穫始まる
2014.5.29 / 森の話
森に住みついたセキレイが気持ち良く歌う、爽やかな空の下。
今年も山椒の収穫が始まりました。
青々とした葉の中にたっぷりの実を付けた房は、心地よい風に、ゆさゆさと揺れます。
昨年の暑い夏の影響か、枯れてしまった木も多く心配していましたが、よくぞ健闘してくれた優秀な山椒の木たち。
「ぼり娘隊」が出動し丁寧に収穫します。
(丹後地方では枝についた果実等を採ることを“ぼる”といいます)
通常のものより少し早く収穫する若摘み山椒。
ピリリと辛い山椒の実と言われますが、若摘みで収穫したものはシビれる辛さが少し優しく、山の実の青々とした香りが強く感じられます。
ぷっくりしたとても可愛らしい実。
1年間頑張ってきた木の労をねぎらい感謝しながらの収穫です。