お知らせ

こんなに大きくなりました

2011.9.20 / 森の話

和久傳ノ森は植樹祭から今年で5年目。ポット苗はのびのびと成長し、今では4、5メートルほどにもなりました。
一緒に植樹してくださった皆さまもきっと驚かれるのではないでしょうか。

 

最初は森になるまでに何十年かかるだろうと、半信半疑でした。それがわんぱく盛りで、枝も張って道路にはみださんばかりです。本当に森になるんだ・・この確かさは、静かな、けれどふるえるような喜びを与えてくれました。

 

3月11日に未曾有の出来事が起きたとき、宮脇先生はすぐさま現地入りして、海岸線に木を植えようと提唱し、その様子を新聞やテレビが大きく取り上げていました。
——木の根が瓦礫を抱き込んで成長し、津波が来ても倒れにくくなること。木と木の間を水が抜けるために、水が寄せるときも引くときも圧力が弱まり、流される人も木を頼りにすることができる。

 

災害時は特別ですが、日常でも木々が環境によいことは言うまでもありません。

 

そうや。東北にグリーンベルトをつくったらいいのや。
心の底から思いました。和久傳ノ森で起きたことを知っていたからです。