明治三年、京都の北京丹後で
和久屋傳右衛門が始めた料理旅館が和久傳の始まりであり、
その後、京都市内に料亭「高台寺和久傳」として歩みを始めました。
料亭の傍ら、弁当や惣菜、菓子など
料理人が仕立てるおもたせの販売も手がけ、
「紫野和久傳」が誕生します。
おもたせの店が始まって十四年の時を経て、
故郷の京丹後に「紫野和久傳」の食品工房を立ち上げるとともに、
更地であったその土地に、植物生態学者•宮脇昭氏のご指導のもと、
地元の方々や全国からお集まりくださった方々が
従業員とともに植樹を行い、
「和久傳ノ森」づくりが始まりました。