和久傳ノ森について
故郷

京丹後での森づくり
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明治三年、京都の北京丹後で
和久屋傳右衛門が始めた料理旅館が和久傳の始まりであり、
その後、京都市内に料亭「高台寺和久傳」として歩みを始めました。
料亭の傍ら、弁当や惣菜、菓子など
料理人が仕立てるおもたせの販売も手がけ、
「紫野和久傳」が誕生します。
おもたせの店が始まって十四年の時を経て、
故郷の京丹後に「紫野和久傳」の食品工房を立ち上げるとともに、
更地であったその土地に、植物生態学者•宮脇昭氏のご指導のもと、
地元の方々や全国からお集まりくださった方々が
従業員とともに植樹を行い、
「和久傳ノ森」づくりが始まりました。
植樹後2011年5月
植樹前2007年5月

和久傳ノ森

世界各国で植樹を行い、大地を守り続けてこられた故・宮脇昭氏との出会いにより、2007年、和久傳創業の地に、何百年も続く新たな森を育てていきたいとの想いから、和久傳の森づくりが始まりました。これまでに56種3万本の植樹を行っています。混植密植された小さな苗木は、切磋琢磨しながら大きな森に成長し、今では蕗のとう、椎茸、桑の実、山椒、柿、柚子など季節ごとにたくさんの実りをもたらしています。

森の中の家 安野光雅館

2017年6月23日、和久傳ノ森の中に美術館が誕生しました。安藤忠雄氏のシンプルかつ自然の光や風を取り込んだ独特の設計が光る建築と、優しい水彩画で世界の風景や風物を描いた安野光雅氏の世界を同時にご体感いただけます。森の中で、芸術に浸る非日常の時間を心ゆくまでお楽しみください。

工房レストランwakuden MORI(モーリ)

桑の樹々をイタリア語でモーリといいます。和久傳ノ森のシンボルツリーとしても植樹されている「桑」の木にちなんだ「工房レストランwakuden MORI(モーリ)」では、丹後の食の魅力や和久傳ノ森で收穫された食材を使い、出来たての味わいをお楽しみいただけます。

久美浜工房

贈り贈られる大切な食を扱うからこそ、環境の良い自然の中で作りたい。和久傳は、食を生み出す工房づくりにもこだわり、更地であった工房の立地に森を拓きました。工房で商品が一つ一つ手作業で出来上がっていく様子を中庭の回廊からご覧いただくことができます。
営業時間
工房レストラン
wakuden MORI(モーリ)
10:00〜18:00 (ラストオーダー17:30)
TEL:0772-84-9898
休館日:毎週火曜日(祝の場合は翌日)、年末年始の12月29日〜1月1日
森の中の家
安野光雅館
9:30〜17:00 (入館は16:30まで)
TEL:0772-84-9901
休館日:毎週火曜日(祝の場合は翌日)、年末年始の12月29日〜1月1日